女性だから活用するという差別

第2次安倍改造内閣が発足、女性閣僚が5人誕生したことが話題になっている
・ただ、純粋に能力で選ばれたのならともかく、「女性だから」活用するというのは、女性に対する差別・偏見に繋がらないだろうか

・ただし、だからと言って女性と男性を完全に平等にしてしまったら、体力や運動能力、妊娠・出産など女性が男性より劣ったり、労働者としてハンデを抱えてる部分があるので、それはそれで問題がある

・体力系の仕事に関して、女性が無理に男性と張り合う必要はない。女性にも男性にない良さがあるのでそれを活かせば良い。

・例えば、化粧品販売は男ではわからない事が多いだろうし、女性用の衣服なり下着なりも同様だ。

・閣僚に話を戻すが、安部総理は「女性閣僚は数ありきではない」*1というが、「2020年までに指導的な地位の3割に女性が就くという大きな目標がある」とも言っており、後者は明らかに「数ありき」である

・重要なのは、「指導的な地位の3割に女性が就くこと」ではなく、妊娠や出産、その他女性特有のことが労働において、なるべくハンデにならない社会を作ることではないだろうか

・そう考えると完全なる市場原理、自由競争ではダメで、ルールなり規制なり、女性雇用のインセンティブを持たせるなりが必要になってくる

・しかし、安部総理は労働規制など各種規制を「岩盤規制」と名付け、それをドリルで破壊していくのだという

・一体、何がしたいのか、ツジツマが合わないのでさっぱりわからない