円安が消費増税より負担が多い?
消費増税よりもつらい? 円安が家計に与える負担は年間30万円増に 〈週刊朝日〉|dot.ドット 朝日新聞出版
これは、何かおかしくないかと思い消費者物価指数と為替レートの推移を眺めてみると・・・
上記出典:総務省統計局
上記出典:世界経済のネタ帳
例えば、2014年の5月から11月にかけて、為替は15円ほど安くなっているが、消費者物価指数の総合に大きな変動はなく前年比では大きく下落している。
また、日銀が試算した消費税増税による物価上昇率は2.0%と言われているが、例えば11月はそれを除くと0.4%の物価上昇であり、仮にこれが全て円安によるものだったとしても家計の負担が、円安>消費税とはならない。これは、他の月でも同様だ。
土居英二センセが、どんな計算をしたのか知らないが、円安が消費税より家計負担が大きいというのは、消費者物価指数と為替レートを見る限り、かなり怪しいのではないだろうか。