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経済同友会の狂った提言


時事ドットコム:消費税、毎年1%引き上げを=「10%」後も−同友会提言

 

提言は、経済成長による税収増は4兆~5兆円程度で、毎年40兆円生じる財政赤字を穴埋めできないと強調。

 これは正気で言ってるんだろうか。経済成長で税収が毎年4~5兆円増えるということは、翌年には8~10兆円増え、3年目には12~15兆円、10年目には40~50兆円増えるということになる。つまり、仮に赤字額が一定であれば、10年目にはプライマリーバランス黒字化は達成される。

もちろん、実際には社会保障費は毎年1兆円程度増加しているから、黒字化はもう少し先になるが、黒字化が達成されれば、赤字が増えることはない。また毎年4~5兆円ということは、そこからさらに増収し続ける。したがって、1年目から9年目で出た赤字は、それで返していけば良いだけである。

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出典:内閣府社会保障の現状と課題

一方、緊縮財政は、まず消費税を年々増やすのは、消費が鈍化することにより経済が停滞し所得税収や法人税収に影響が出る。また社会保障費の削減は、無理に抑制すれば健康被害など様々な影響が出ることが懸念され、社会にとってマイナスとなることが予想される。

逆説的に言えば、毎年経済を成長させていき、税収を伸ばしていくということが年々増加していく社会保障費に対する解決策であり、それが健全な財政計画ではないだろうか。