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外国人労働者問題~スーパーニュースアンカー有本香

http://www.myvi.ru/watch/lXRqXzyI9k67-TvtnrR2Wg2

外国人労働者受け入れで懸念されること


ドイツの実例

  • 戦後トルコ系移民を受け入れ、元々期間限定だったがそれが移民化
  • 5人1人が移民
  • ドイツの生活保護受給者の38.3%が移民で財政を圧迫していることもあり保守層を中心に反発が起きている
  • 3K(キツイ、汚い、危険)と呼ばれる仕事は外国人に頼ってる現状がある

 

日本人の労働者の賃金が上がらなくなるという懸念について

有本「工事現場で人が足りないと言っていますね。では、その賃金を上げようかという話になってきた時に、外国から労働者の方が入ってくる。そうすると外国人の方は「いやいや、最低賃金ぐらいでいいですよ」ということになれば、たくさん人がいるわけですから、経営者としてはそちらを選びますよね?」


司会1「人件費安いですからね」

有本「はい。例えば工事現場はずっと仕事がなくなっていたわけです。で、人件費も抑えられてきた。雇用も非常に不安定だった。ようやく需要が増えて高い賃金で働けるようになってきたところに、外国人が入ってくれば賃金が上がらないという状況が出てきますよね。

司会2「一方で、ドイツでは、生活保護の受給者が移民の方で増えているということで、社会保障費なんかも問題になりますか?」

有本「そういうことです。日本の場合も今度は受け入れた場合の社会保障費も必要になってきます。で、これは後でインタビューで聞いたんですが、だからこそ綿密な制度設計が必要なんだと言って明確な回答をされないけれど、当然そういう方たちが日本に入ってきたら健康保険、社会保障が必要になってきます。だから、言ってることが矛盾してるんですね、非常に。」

 

 

竹中のインタビュー


有本「ヨーロッパ諸国例えば、ドイツなんかがそうであるようにこれが始まりとして何十年かでのスパンで見れば実質上の移民になっていくというような懸念についてどう思われますか?」

竹中「懸念は当然あるんですけど、そうならないようにつまりこちらに来た人が然るべき成果を上げて所得を稼いでちゃんと母国に帰って母国に貢献してもらえると。そういうような仕組みをちゃんと作るということですよね。」

ナレーション「外国人労働者を受け入れる理由として竹中氏が強調したのは日本の人口減少です。」
ナ レーション「内閣府によると子どもや高齢者を除く働ける人の数、15歳から64歳までのいわゆる生産年齢人口は一昨年の時点で8017万人でした。それが およそ50年後には半減(4418万人)し、およそ100年後には1/4(2116万人)にまで減ると予測しているのです。(ただし出生率が回復しない場合の試算)」

竹中「これはいかに人口減少が中期的に見ると深刻な問題かということを意味していると思うんですね」
ナレーション「竹中氏はその上で働き手が集まりにくい職種では特に外国人労働者の力が必要だと言います。」

竹中「最低賃金で日本で家事をやってくれる人が日本にどれだけしますか?現実問題としては例えば道路工事の問題でも今、1日何万円出しても人が集まらない状況ですから、そこは現実を見ればある程度の助けは必要だと思うんですね。例えば、それを特区のような枠組みを使ってやってみるのも1つかもしれません。」

有本「問題点も具体的に浮かび上がるだろうと。」

竹中「そういうことですよね。」

有本「日本人の賃金が上がらなくなるのではないか。あるいは日本人が職場から締め出されるのではないか。そういう方たちからすると、竹中先生のような方は全くそういうところは考えてくださらないのではないかという・・・」

竹中「そういうラベルを貼って反対するわけですよ。」
竹中「今まで働く機会がなかった女性がゲストワーカー(外国人労働者)が家事をやってくれることで今までと違う形で高い付加価値の仕事ができるわけですから。逆に今までと違う形で付加価値の高い仕事をやっていかないと。」

有本「しかし、日本の社会全体を見ますと大体、1億人以上の人間がおりますよね?そうするとそのすべての人が先生のおっしゃる高付加価値の仕事に就けるかどうなのか」

竹中「考えてみたら私達普通の仕事、普通の仕事言いますけどこの10年から20年の間にいわゆる普通の仕事がものすごく難しくなってますよ」

竹中「例えば今まで書類を書いていたものがちゃんとPCを使ってExcelを使ってWordを使ってそれをメールで送ってさらにそれをPowerPoint で編集して事務の方は普通に今はやってるわけでしょ。それが付加価値なんです。私達は今までもそれをやってきたしこれからもやっていきましょうということなんですよ」

 

スタジオへ
~一部略

 

有本「安部総理も人口減少に伴う労働不足って言ってるじゃないですか。今は人口多いんですから。何十年後から人口不足でしょ?なのに期限付きで、数年間で帰って頂く労働者って全然ツジツマが合わないと思いません?」

司会「将来的な話じゃないですからね」

有本「これは前から言ってるんですが、違うんです。入り口はドイツのようにゲストアルバイターなんだけども労働移民を受け入れさせるための政策と私は確信しています。

有本「竹中さんも仰ってたけどもいわゆるイノベーション、例えば手書きをWordにと日本人が頑張ってやるんだったらですね、労働人口が減っても生産性は維持できるわけですから、そこでなぜ外国人に依存することに固執するのか。

有本「安部総理がヨーロッパに訪問した時に「能力ある外国人が活躍しやすい日本にします」って言ってたでしょ?つまり企業家とか投資家を呼ぶんですよ。そういう人達が日本に投資してビジネスをやる。その時に家事労働何かをメイドさんに任せたいんですよ。日本人のためよりも外国人の。」

有本「ですから特区という所においては外国人の富裕層がきて、その人達が思う存分ビジネスをやるために外国人の労働者が必要なんですよ。それで日本人に慣れさせると。」

有 本「シンガポールなんかはそういう社会が実現されてるんですよ。10年位前にシンガポールは投資家、お金を持ってる人、あるいは高度な知識を持ってる人を 自分の国に呼んで永住権を与えようということをやったんです。人口を増やしたんです、短期的に。ところが、シンガポールはそれ以前からメイドさん、工事現場で働く人、この人達は安い賃金で隣国から呼んで働いてもらってた。階層があるんですよ、外国人同士で。」


有本「政治的な自由が制限されているシンガポールですら最近、外国人移民反対というデモが起きています。で、お金持ちだから良い、高度な知識を持ってるから良いというわけじゃないんですよ。この人達を国民より優遇してしまったんです。これがシンガポール人にとっての不満になってるんですよ。


有本「ですから、外国人を受け入れることはどこの社会でも簡単な事じゃない。例えばカナダやアメリカのような移民国家も今は移民を締める方向できてます。経済移民と呼ばれる何億もの資産を持っているような人でも、最近は入りにくくなってるというのが現状なんです。にも関わらず、日本は周回遅れでこういうことをやろうとしている。非常にいろんな疑問があります。」 

 

 では日本の労働人口減少にどう対処していけば良いのか

 

1 適正な賃金を払う(建設・介護などの分野で)

有本「適正な、というのはやっぱり仕事が求められているというのであれば、それに見合った賃金を払っていくのが必要だと思います。人が少なければ上がっていくでしょう。それもある程度致し方ないと思います。内閣官房参与である藤井聡さんのレポートによると、工事現場で働く方は日当であることが多い。毎日仕事が あるとは限らない。にも関わらず、一般の労働者よりも年収にして70万円安い。普通は一般の労働者よりも高くないとそういう日当の仕事はやれないと思いませんか?」

 

有本「特に公共事業は政府がある程度労賃をコントロールできるわけですよ。安く抑えるという財界サイドの希望はあるかもしれませんが、やはり適正な賃金を払う必要がある。」

 

2 潜在的な労働力の掘り起こし

有本「外国人労働者を受け入れるためのいろんなコストを掛けるのであれば今の国民に、働きたくたくても働けない人がいます。そういう人達に働いて頂く。そして、もっと長い目で言うならば今の世代にもっと子供を産みやすい環境を作るためにもっと即効性のあるもっと幅の広い少子化対策をやるということです。」

 

司会1「働きたくたくても働けない、例えば女性であったり、あるい高齢者であったり」

 

有本「そうですね、女性や高齢者だけじゃありません。男性で労働人口ど真ん中という世代でもなかなか仕事につけないという方だっていらっしゃる。こういう人達に対する研修だったり、もっと綿密な職業探しのサポート。そういうものをやるべきだと思います」

 

司会2「ずっと前から決まっていたことなんですか?」

 

有本「私は既視感があって、どっかで見たことがある政策だなと思ってました。2008年に当時の自民党政権の国家戦略本部、この時に移民1000万人受け入れ構想というのがあったんです。これは反対意見が強くてその時は成し遂げられなかった。これの焼き直しという気がしますね。移民というと反発があるので、移民じゃないと言ってそして特区でと、最初は外国人は高度人材を入れてということで多分・・・。しかし、なかなか国民はそう簡単には騙されません。」

 

司会3「よくわかりました」