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火力並みのコストとなった再エネ発電
http://b.hatena.ne.jp/entry/business.nikkeibp.co.jp/article/report/20140328/261942/

id:hobbling君に非論理的と言われてしまったのでこっちで反論しとこうか。
「たった一回の事故で日本中の全発電所が何年も停止してしまう原発の不安定さ」
福島が止まってる理由は津波による損壊が主な原因だが、津波によって全発電所が止まったわけじゃない。大飯、福島を除いた原発が止まってる理由は、物理的な問題ではなく主に政治的な問題である。私が洋上風力発電について話しているのは物理的な問題であり、そこをごっちゃにして議論するのは非論理的では?
また地震津波に耐えきってかつ震災時避難所にもなった女川原子力発電所の例を無視しちゃいけない。ひとえに原子力発電所と言ってもそれぞれの建設された時期、安全度、安全基準(例えば津波が心配ない内陸で津波の基準を満たす必要はない)は異なる。ちなみに今回の福島の事故の根本的な原因は津波であり、津波が関係ない地域でかつ耐震性が問題ないものであれば、再稼働することが論理的と考える。

次に再生エネルギーの問題。百歩譲ってid:hobbling君の言うとおり一発の津波で全発電所が止まってしまう不安定なものだったとしよう。しかしそれでも「自然エネルギーの方が遥かに安定的」とはならない。特に風力発電はコメントにも書いたとおり不安定で安定的に供給できたとしても限定的な電力量になるだろう。つまりどんぐりの背比べ状態なのだ。

ついでに誤解を受けているようなので書いておくが、私は再生エネルギーの普及を反対する立場にはない。むしろ普及を望んでる立場である。理由はベース電源の多様化が日本のエネルギー安全保障にとって重要と考えるからである。今後、オイルショックのようなエネルギー危機などが起こらないとは限らない。再生エネルギーや原子力発電も含めベース電源を多様化しそうしたリスクに備えておく必要がある。ただし、洋上風力発電についてコメントで書いたとおり、諸問題があるのでなかなか普及は難しいあるいは普及したとしても安定的なベース電源にはなり得ないと考える。