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自分の損得のみで政治を語る人たち

もうこの手のポジショントークには本当に辟易としてる。国民年金と厚生年金で支給額が云々とかいう話*1 *2もあるが、それ以前に、社会のためとか国家全体のためとかではなく、ただ自分の損得のためだけに税制の話をする。これにウンザリしている。

東野圭吾氏が書くガリレオシリーズ「真夏の方程式」で湯川学は次にように述べている。

「儲かるか儲からないかだけで、科学者は自分の立場を変えたりしない。科学者がまず一番最初に考えるべきなのは、どの道が人類にとってより有益かということだ。有益だと判明すれば、たとえ自分には利益がなくても、その道を選ばなくてはならない

引用元:東野圭吾~「真夏の方程式

 これは政治や税制についても同じで、自分が儲かるか儲からないかだけで、政治や税制について考えてはならない。政治や税制について考えるべきことは、どの方法が社会にとってより有益なものかということだ。それが社会全体にとって有益だと判明すれば、たとえ自分に利益がなくとも、その方法を選ばなければならない。

分別のある大人は、自分にとって損か得かだけで政治について語ることは、非常に恥ずべき行為であると認識しているものだが、ネットにかぎらず、政官財にすらこの手の発言をする人間がいるのは、日本の政治的教養とでも言うべきか、そう言ったものが劣化していると言わざるを得ない。

 

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